久々、ブログします。

中国での撮影やら、動画アカウントも沢山あるので、ここを忘れていました。

日本で告知する場はそれほど多くないので、せめて自分のウェブぐらいは週一ぐらい近況情報も含めて更新していきたいと思います。

さて、中国での撮影の楽しさですが、現在広東省でドラマ《風と潮》の撮影中です。

日本と比較してみます。

あくまで自分の個人目線です。

はっきり言うと自由度が中国の撮影の方があります。

日本の場合は、基本台本に沿って演技をします。

全ての現場がそうとは言えませんが、恐らく大多数のドラマはそうではないかと思います。

台本にない、演技を突然本番でやるということは、多分ないと思います。

中国の撮影現場は本番でリハと違う演技をすることが許されるということです。

むしろ、あえてそっちを好んでいる、突然の化学反応を楽しんでいるみたいな。

そういうところがありますね。

ドラマの現場で監督と相談しながら、迅速に「ああやろう、こうやろう」と言えるのは、楽しいです。カメラ四台で一気に撮るので、効率がいいから、現場で多少話ができる余裕があるからかもしれません。

日本だと、何かアイデアがあれば現場に入る数日前に通知すれば、検討してもらえるかもしれませんが、当日現場でのアイデアの提案は受け入れられないと思います。

いろんなセクションを周知徹底した事前準備で臨むやり方だからかもしれません。

中国の撮影現場は当日、いろいろ言い合いますよ。でも迅速に言い合います。

時間に追われてますから、のんびり撮影している余裕はない。

自分は基本、リハでは80%見せます。100%は見せません。

監督も相手の役者も新鮮さがなくなりますからね。

リハと同じことを本番でやっていても、段取りを段取り通りやっているだけで、そこに新鮮さも化学反応もない。一言で言えばつまらないという事。

その点において、中国の撮影の進め方には自由度があると思います。

 

BACK
NEXT