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ドラマ『風と潮』、ありがたいことに、各方面から温かい言葉をいただいています。
僕自身、この役に手応えがあったかと言われれば、それは何をもって『収穫』とするかによるのかもしれません。ただ、これだけ多くの方から反響をいただけたという事実は、この作品に携わって本当に良かったと思わせてくれる、何よりの証拠だと思っています
俳優というお仕事において、反響というのはどのような事かと言われれば、僕の中には、一つの作品を作り上げる上での『比率』というものがあるんです。全体の50%は、クランクイン前の数ヶ月に及ぶ『準備』。40%は撮影現場での3ヶ月間。そして残りの10%が、放送後の視聴者の皆さんの反響です。
この最後の10%は、自分ではコントロールできないもの。
だからこそ、今回のように大きな反響をいただけるのは、神様から励ましの贈り物をいただいたような、そんな特別な気持ちになりますね
撮影が始まる2、3ヶ月前に台本をいただき、そこから役をどう生かすか、どんな立ち居振る舞いにするか、試行錯誤しながら自分なりの確信を築き上げていく。
この『クランクイン前の時間』こそが、作品の良し悪しを決定づけると思っています。
実は今月も1本ドラマの予定があったのですが、準備期間が十分ではないと判断し、お断りさせていただきました。もちろん現場には行きたい。
けれど、納得のいく準備ができなければ、プロとしてカメラの前に立つことはできません。
それほどまでに、僕にとって『準備』は何よりも優先すべきプロセスなんです
旧正月明けには、いくつかいただいているお話の中から新しい動きがあるかもしれません。
まだ詳しくはお話しできませんが、映画や新しい構想も進んでいます。
キャリアを重ね、今の年齢になったからこそ、一つ一つの作品、あるいはネットを通じた新しい仕事に対しても、より丁寧に、真摯に向き合いたいという思いが強くなっています
大切にしていることは?
何よりも心身ともに健康であることですね。
常に自分の状態を80%以上にキープできるよう、心掛けています。
もちろんそれ以上を目指せれば最高ですが、どんな時も慌てず、じっくりと、そしてしっかりと前を向いて歩んでいきたい。
一つ一つの準備を怠らず、また皆さんに素晴らしい贈り物をお届けできるよう、精進していくだけです。